大分県民謡:宇目の唄喧嘩


宇目の唄喧嘩は、大分県と宮崎県の県境にある宇目町に伝わる一種の子守歌です。近くの木浦鉱山に働きに出た夫婦のもとに子守奉公として集められた娘達の唄が原型となっている。子供を背負った娘達が川岸などに数名集まり二群に分かれて歌い合ったと伝えられており、つらい子守仕事のストレスから攻撃的な歌詞になったと考えられている。明治末期頃に子守奉公の風習が廃れるとともに歌われなくなった。

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