宗像市で開かれていた「宗像国際会議100人会議」は8月21日、海とともに生きてきた宗像の文化をいかに後世に伝えるかをテーマにパネル討論がありました。宗像大社など文化財の修復を手掛ける会社は「神宿る島と開運遺産群」となっていることを踏まえて、世界遺産に人が押し寄せる効果は2年しか続かない。一過性の珍しさではなく、ここに文化ある意味を伝え、何度も足を運びたくなる満足感につなげることが大事と訴えた。
閉幕にあたり、山に繁茂する竹で漁礁を作る活動に取り組む県立水産高の生徒3人が「宗像宣言」を朗読しました。会議のフィールドワークを通じて海の危機を知ったとして、漁礁づくりなど民間レベルでの海の再生を続けること、海辺の活動を通してごみの不法投棄問題を国際世論に訴えかけていくことを宣言し終了しました。(西日本新聞より引用)